ドイツのイーダーオーバーシュタイン、アメリカのツーソンなど美しいカラーストーンを求めて世界に飛んでいます。
特にカットの優れたカラーストーンは、ドイツやアメリカにあります。
1995年に、GIA G.G.を取得してから、製造メーカー、高級ジュエリー販売会社勤務を経て友人と独立しました。WEB部門ができ、その後、新会社で独立。2003年現在のイルフィアを設立しました。
2007年には、『宝石選びの基礎知識』をPHP研究所からの依頼で出版させていただきました。
2009年からは講演もさせていただき、2011年4月からスタイルアサヒ(朝日新聞)で宝石のコラムも1年間連載
2017年に山梨県立宝石美術専門学校の非常勤講師に着任
前職は、不動産営業でした。宝石を勉強し、資格を取得、卒業翌日からサラリーマンとしてメーカーに勤務しました。実践で仕入れ、加工、販売までを勉強して独立に向けて準備してきたのです。
「資格はスタート!どう活かすかが重要」
独立に必要なGIA G.G.取得でしたが、実践や接客の積み重ねが一番重要です。2つの会社にお世話になり、今があります。感謝しています。
独立してから、美しい宝石にこだわり、世界に出ていく事になります。カットの重要性がわかったのです。英語もわからないまま出て行きました。でも熱意は伝わったのです。デザインも凝るのではなく、使い勝手と美しさを追求しました。すばらしいデザイナーとの出逢いがこれを実現させてくれました。職人ともよい出会いがありました。メーカーでの苦労が、すばらしい職人を口説くのに役立ちました。
ジュエリーは、多くの人の手を重ねて出来上がるものです。ですから、かかわる人が優れていなければ完成の精度も高められないのです。特に感性が大切なのです。デザイナーの感性、職人にも技術はもちろん感性が重要なのです。縁あってすべての感性が揃いました。すばらしいジュエリーが造れるのです。しかし、それだけでは足りません。お客さまに伝えること、心のこもった接客が必要なのです。これは、不動産営業の時に叩き込まれました。人と人とのつながり、おもてなしの気持ち。 右から左の商売ではなく、心の通じ合える商いをしたい。感動を与えられるホテルのコンシェルジュを目指して日々勉強して日々勉強しています。