空気録音した音と映像、加えて製作・改修作業やDIYをお楽しみください。
上行工房(旧AirRecording)では極力同一の曲を多数のスピーカーで再生し、同一条件で空気録音しています。
ぜひ聴き比べてみてください。
一定程度以上の製品であれば、単に音を聴いただけではいい音にしか聴こえなかったりします。
ほかのスピーカーと聴き比べることではじめて違いがわかります。
そして、買わずともその違いがわかることこそが空気録音の価値だと考えております。
ヘッドホンで自分好みの曲を選んでじっくり聴き比べていただければ、自分に合うスピーカーが見えてくると思います。
オーディオでいちばん音の変化を実感できるのはスピーカーです。
ケーブルに大枚はたいて耳を澄まして澄まして澄ましてアリや無しやの変化を確認するなんてのは愚の骨頂。正しいオーディオの楽しみ方ではないと思っています、私は。
まぁ趣味は好きずきなんで、そこに金かけたい人は好きにしといてもらって、簡単に音の変化を楽しみたい方にはスピーカー交換は手軽でおすすめです。
楽器を変えるのに近いですからね。
しかも中古スピーカーって爆安なのがごろごろしてます。気軽に入れ替えて試せます。
特にアイワ製品は、当時の評論家に取り入ったりしなかったためかカセットデッキ以外は評価すらされていないものも多いですが、店頭で実際に聴き比べて選んだ人が多かったので、現在は中古市場に安くたくさん出回っています。
80年代、ミニコンポのシェアはアイワがNo.1でした。他社より安いばかりでなく、聴き比べると音がよく使い勝手も考えられていて、かつ先進的技術も積極的に取り入れていく姿勢が受けていました。
日本初、世界初、世界最小最軽量を連発していたことを記憶されている方も多いかと思います。
バブル期に入りテレビCMを打ちはじめたりしてバブル崩壊後は体力がなくなってしまいましたが、それまでの製品には魅力的なものがたくさんありました。
最近出てきた欧米メーカーのスピーカーを何万も出して買わなくたって、国産の中古スピーカーを数千円で買ったほうが日本人の耳に合ってるものが手に入りますよ。70年代のものでもぜんぜんいけます。
百聞は一聴に如かず。
ぜひ実際に試してみてはいかがでしょうか。