水野美術館は、きのこの総合企業グループ「ホクト株式会社」の創業者 水野正幸が長年をかけて蒐集した絵画をもとに、2002年、長野市に開館した美術館です。
横山大観の名作《無我》を始め、県内ゆかりの菱田春草、美人画で名高い上村松園・鏑木清方、日展の杉山寧、髙山辰雄、創画会の加山又造など、戦後から平成に活躍した作家によるの作品約500点を収蔵しています。これらの作品は毎年4~5回展示替えし、年2回は特別企画展も開催。小さな頃から日本画に親しんでいただけるよう、毎週土曜日は小・中学生は無料としています。
また、ロビーより臨む700坪の前庭には、木曽五木と呼ばれる信州の銘木を配した本格日本庭園があり、四季折々に彩りをかえる「一枚の絵画」としてお楽しみいただけます。