◆ なっちゃんNacchan
大学卒業後、パリ地方音楽院、その後ポーランドワルシャワにてピアノを学ぶ
現在は食への興味からこだわり野菜屋さんでパートも。
ある日、旧友宍戸に「その凄まじいピアノ、もっと聞かせてよ!聞いたことがないだけであなたのピアノの音、一度聞いたら好きって言ってくれる人が世の中にいる。だから探しに行こうよ!」と2022年8月にYouTubeにさそわれる。
7ヶ月後の2023年3月にやっと、初めの一本をアップロードしました!ストリートピアノもあるかも?!
文 : 企画◦事務の役割の宍戸
◆ 宍戸いえっさ
クラシックピアノのマニア。高校~大学時代に県立、市立、目黒、豊島の各々の図書館、大学、にあった膨大な数のクラシック演奏のCD等録音を丸ごと頭に飲み込みむ。ピアノの音に敏感で当時お店等のBGMでクラシックピアノがかかっていると曲名は当然、音だけで演奏者や何年の録音かを理解した。
中三の受験期に男の友達の弾くピアノを見て晴天の霹靂、心底感銘を受けてしまい、次の日、ピアノやめた妹に「ト音記号の一番下の線はミ、ヘ音記号の一番下はソ!」と聞き、家の置き物と化していた妹のピアノを私が我が物顔で弾くように。ハマったおかげで全然勉強せずアホ高校に行くことに。聞くの大好き、上に大学から社会人にかけて睡眠時間を削りけっこう死ぬ気で弾きましたが、イマイチ垢抜けませんでした(笑)私が挑戦したことのあるモノの中でピアノは最もうまくいかせるのが難しい対象でした。
当時学生でお金がない上に「俺には俺の音楽に対する感性があるんだ。感性をどこの先生がどう指導するってんだ。【心の奥にあるモノを弾きたいように弾く】以外やることあるかってんだ。てやんでぃ!」ってな気持ちだったので、ピアノの先生に習うってことをしなかったことが、努力とかけた時間の割に垢抜けれなかった原因と考えています。悠久の時を経てなお色あせない、人としての限界領域に踏み込んでいた天才作曲家たちという、演奏技術も怪物か神か、という人が書いたものを自力で再現するには圧倒的な基礎力不足に後半で気づきました。今は新しいことを始める時には必ず「先生!」と呼べる方を見つけ、自分の頭で考えを構築できるまでは素直な気持ちで返事は「はい!」だけにし難しいことをする前に徹底的に基礎力を磨くよう心がけています(笑)