日本人の一生はお箸に始まり、お箸に終わる
(箸初めに始まり、死水:骨上げで終わる)
「お箸が持てなくなったら、おしまいだ」などと言われるように、昔から日本人にとってお箸は生活に密着し、無くては成らないものでした。
昔は【生きる=箸】としてとらえ、お箸を丁寧に扱い、食事の時以外は箸箱に大切にしまっておきました。
時は流れ、お箸は手間暇かけた漆塗りの良質なお箸から大量生産が可能な化学塗料を使った安価なものへと替わり、
「お箸は安いもの」、「お箸は使い捨て」というイメージが一般的に定着し、いつの間にかお箸に限らず、「感謝する心」や「物を大切にする心」が薄れてきてしまったのかもしれません。
当店は毎日使い、食器の中で唯一、「直接口に触れる」お箸だからこそ天然素材を使った安全で良質なお箸を取り扱っています。
そして、お箸を通して「感謝する心」、「物を大切にする心」を 一人でも多くの方へ伝えていけたらと考えています。