【昭和歌謡】私が昭和歌謡をあらためて聴き直し、うたいたい!と思うきっかけとなった昭和6年・藤山一郎さん歌唱の『丘を越えて』を「其の1」として、昭和3年『アラビヤの唄』、昭和4年『蒲田行進曲』・・・と年代を追ってうたっていきます。
基礎となる音はコード進行作成のフリーソフト「ChordPulseLite」で作っています。
キーボードはCASIOのSA-46ですが、ユーチューブで同じキーボードを猫ちゃんたちが弾いている動画を見つけて思わずにんまりでした。
ギターはYAMAHA・LS-16で、歌と共にカラオケボックスで録音しています。
写真は楽曲から私のイメージした風景を(限られた範囲ではありますが)あちこち出かけて撮影しています。
今後は1か月に3曲ほどのペースで投稿する予定です。
時折、自作曲(こちらはフォークソング系ですが)も投稿したいと思います。
まだ生まれていない時代の歌に心がさざ波のごとく揺らされるのはなぜでしょうか?
目には見えないけれど、誰もが同じように心の中に持っていて共感できる言葉がある。
これまでの日々を支えてきた目に見える、目に浮かぶ風景がある。
詩人長田弘さんの著書に書かれた文章を道しるべとしながらうたっていこうと思います。
~記憶は、過去のものではない。
それは、すでに過ぎ去ったもののことではなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。
とどまるのが記憶であり、じぶんのうちに確かにとどまって、じぶんの現在の土壌となってきたものは、記憶だ。
記憶という土の中に種子を播いて、季節の中で手をかけてそだてることができなければ、ことばはなかなか実らない。
じぶんの記憶をよく耕すこと。
その記憶の庭にそだってゆくものが、人生とよばれるものなのだと思う。~