クラブミュージックの聖地であるイギリス、ロンドンにて2008年6月に発足したプロジェクト"Fasten Musique Concrete"。2009年2月より東京での活動を開始し、世界2都市で同パーティーを開催するという新たな試みでシーンを沸かせた。
東京では、ルーフトップ・パーティー、ボート・パーティー、ビーチ・パーティー、ラウンジ・スタイルのフリー・パーティーなど、既存のフォーマットと違った切り口と斬新なアイデアで東京のシーンに新たなクラビング・スタイルを提案し、数多くのスペシャルなパーティーを成功させてきた。また、ヨーロッパまた世界のクラブ・シーンの最前線で活躍するアンダーグラウンドなアーティストたちをゲストに迎え、東京やロンドンのシーンのトレンドをリードするパーティーとしても注目を集めている。
クラブ・ナイトでは、2013年5月でクローズしたelevenを拠点に不定期でのパーティーを3年に渡り開催してきた。2011年9月には、青山Laputaで2度目のルーフトップ・パーティーを開催し、過去最高ともいえる内容と動員数(約1000人)を記録し、多くの反響を呼んだ。
2013年8月には、アジア最大規模のエンターテインメントスペースageHaの野外スペースのみを使用したサンディーアフタヌーン・パーティーを開催。Funktion Oneサウンドシステムを導入し、プールを開放するなど、新たなパーティー・スタイルの可能性を見せ、多くのクラウドを魅了した。
そして、新たな音楽的なプラットフォームとして、2012年にインディペンデントレーベルとなるFasten Musiqueを設立。レジデントのYoshitacaのリリースを皮切りに、これまでに5タイトルをリリース。2作目以降はアナログ・オンリーのリリースで、ハイクオリティーかつハイセンスなアーティストと作品とともに、日本のみならず、世界から大きな注目を集めている。