山奥で暮らす猫兄妹と老人の日常です。
寅(ト ラ)♂2019年3月生後3ヶ月位で保護
桜(さくら)♀2022年3月生後3ヶ月位で保護
※2024年11月2匹が本当の兄妹と判明!
元犬派で飼い犬を亡くしてからはペットロスに陥り犬を飼うことができず25年経った2019年にトラと出会いました。
山奥の村に生後3ヶ月位の茶白猫の子猫が捨てられ保護するという全く同じ事が2度も起きました!
最初に捨て猫に出会ったのは、ある日の夕暮に、風で飛ばされそうに痩せた小さい茶白猫が家の前をフラフラと通りました。食べるものを探して歩いているのです!可哀想だけど何日も無視をしていましたが、このままだと栄養失調で死ぬかもしれないと思いました!
ついに、通り道で子猫に池の鯉のエサをあげてしまいました!
でも茶白猫はお腹が空いているだろうに、エサを食べるどころか逃げてしまいました。
原因は近所の認知症のお婆さんにいつも石を投げられていたんです。
茶白猫を見かける度に家の前に餌を置いていたら、何日目位の時に道路でやっと食べました!
茶白猫は毎日来るようになり、餌を少しずつ物置小屋に近づけて食べさせているうちに物置小屋で住むようになりました。
根気よく餌やりを続けて半年目ぐらいで茶白猫の体を触ることができました!
それからまた半年、一年がかりで家猫に!
孫達が『トラちゃん』と名付けました。
そのトラが2022年3月に茶白猫の子猫を連れて帰ってきました!
やはりトラと同じくこの村に捨てられたのです!
自分が過去に住み着い物置小屋に連れてきた!
2匹も飼えないので保護団体に預けますが、保護団体の飼育放棄状態で餓死寸前を救出!
里親さんを探すことに決めました!
名前は孫がいつも困った顔をしているからと「こまちゃん」と名付け、譲渡会も何度か参加してきましたがなぜか心が晴れない毎日でした!
トラがとても可愛がり大好きなパトロールや狩りもしないで庭や家の裏の氏神様の境内で過ごして、こまの鳴き声が聞こえる範囲にいるのです!
そんなにこまを大事にするトラ!
爺さんも可愛くて仕方がない!
私が歳だし面倒見られなくなることを危惧し悩んでいた時に「誰もいなかったら面倒見る」と言ってくれた人がいた!その言葉で勇気が出ました。
ウチの子とにして名前も改名し「さくら」としチャンネル名も「トラとさくら物語」にしました。